六つ捻じ銭紋

六つ捻じ銭紋は真田家で有名な六文銭を美しく重なり合わせた文様である。銭貨を図案化した銭紋は富を象徴するとされる。その中でも六が付く銭紋は仏教とも深く結び付いている。人間は死ぬと六道(天上、この世、餓鬼、修羅、畜生、地獄)をめぐるという教えがあり、これを六道輪廻という。天国(天上)へ行くために地蔵の力を借り、三途の川を渡るための渡り賃が六文とされ、仏教の信仰的な意味でも使われている。

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