日本の美を見る
2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」制定より
120年にあたるそうです。
先月から京都で開催されるのが実に41年ぶりとなる「国宝展」(京都国立博物館)や、
運慶の国宝・重要文化財の作品群を一挙に集めた「運慶展」(東京国立博物館)など、
国宝にちなんだ大型展覧会も相次いで開催されています。
※ニコニコ動画でも6日・7日に渡り開催中の国宝展を生中継。日本美術に精通する編集者・
ライターの橋本麻里さん、京都国立博物館研究員による解説付きで絵画、書跡、彫刻、工芸、
考古など全12ジャンルの傑作を巡る番組も放送されました!!
小学館では現在指定されている1,108(2017年6月時点)件の中から特に意義深い100点を選び毎週2点にスポットを当ててその魅力を徹底的に分析した『週刊ニッポンの国宝100』を発刊中。その中でも今日発売された第8号の内容がコチラ↓
\お待たせしました/
明日11/7発売の『週刊ニッポンの国宝100』第8号は、日本一のイケ仏をメンバーに抱える東寺 #立体曼荼羅 と、天下五剣の一つにして一番美しいとも言われる名物 #三日月宗近 をご紹介。あの刀も登場!よきかな☺️(J) #国宝100 #国宝 #とうらぶ pic.twitter.com/sru8102QiN— 国宝応援団 (@kokuhou_project)
先月東京国立博物館で展示が終了となった三日月宗近がピックアップされています!!
これは一見の価値ありかと思い本屋さんへひとっ走り!!
・・・で購入してきました!!
購入した書店に1通り揃っていたので既刊もザ~ッと見て一番手に取りやすいかなと
6号(姫路城・鳥獣人物戯画)とセットで購入。正直なところ創刊号(阿修羅・風神雷神図屛風)と3号(燕子花図屛風・金印)も気になりましたが購入するとしたら後日にと断念。
実際に中身を見てみると、見開きに実寸大の三日月宗近のビジュアルが掲載されていたり
(切り貼りすると模造刀が作れる工夫ぶり)全振りビジュアル付きで天下五剣についても
紹介されていています。
本書に掲載されているビジュアルは全てフルカラーで見やすいですし、説明が初心者でも
わかりやすく書かれているのでありがたいです。所々に入るミニコラムにはへし切長谷部やにっかり青江、子狐丸の紹介もあって飽きません。
掲載されている内容の中でも、天下五剣の謂われについて、天下五剣の中でも以外と大典太光世の全長が短い等本書を見て改めて知ることが多々ありました。
興味がある方は是非手にとって読んでみてはいかがでしょうか(o・ω・)ノ
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